雨川勇(あめかわ いさむ)
高校を卒業したばかりの少年。メガネに坊主頭で小柄。富岡に脅迫の手紙を出した張本人。好きな女(ヤクザの女)の部屋がのぞけるという理由だけで富岡の勤務するスーパーの警備員になる。猪突猛進タイプであり、冗談が通じない性格。基本的に人の話を肯定しない人間。後に上原殺しの容疑者として逮捕され、少年院へ送致。
吉岡(よしおか)
雨川が熱烈な好意を抱く女性だが、ヤクザと同棲している。自らのあられもない姿が映った写真などが入っているという金庫を、ヤクザのマンションから運び出すように雨川に強要する。山梨県の山中で金庫を開けようとする際に上原と遭遇。上原に暴言を吐き、散弾銃で撃たれ死亡。
上原(うえはら)
ヤクザの女にそそのかされて、雨川と花林が運び出した金庫を山中でこじ開けようとしたところに突如現れる。金庫から札束を取り出す吉岡を散弾銃で撃ち殺し、花林と雨川を自宅に監禁する。既に自分の父親を殺していた非道な人間。花林を召使のようにこき使い、雨川を殺させようとしたが、正気を失った雨川に斧で惨殺された。
斉藤(さいとう)
富岡が新しく勤務することとなる市民体育館(スポーツ総合センター)の先輩警備員。クールでシャイ・ボーイ。富岡のことをひそかに信用している。エビ類の一種の部類(ポッ)。援交を決して許さず、真面目でキレ易い。度胸試しを好む。ほぼ「へ」の字口で無表情だが、大爆笑はする。若井という女性に好意を抱くが、うまく気持ちを伝えられずフラれてしまう。その後、自分を変えようと様々なことに挑戦するが納得いかず、アフリカへ旅立つ事を決意し、退職した。
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笑ゥせぇるすまん
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笑ゥせぇるすまん(わらうせえるすまん)は藤子不二雄A原作のブラックユーモア漫画でアニメ化、テレビドラマ化もされた。
セールスマンの喪黒福造(もぐろふくぞう)が現代人のちょっとした願望をかなえてやるが、約束を破った場合、その代償も負わされる。この作品の本質は単なるブラックジョークではなく、喪黒がオチで発するセリフが示すように、うまい話には用心せよという警鐘的・寓話的な意味合いを兼ねている。また、人間の本質であるいい加減さ、愚かさ、弱さが描かれた物語が多い。
FX
原作のタイトルは『黒イせぇるすまん』(あるいは『黒ィせぇるすまん』)で、喪黒の読みもはじめ「もこく」であったが、アニメ化の際に改題された。
1999年6月時点で、単行本の発行部数は累計350万部[1]。
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注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
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SEM
目次 [非表示]
1 作品概要
1.1 喪黒福造のセールス
1.2 オチとお客様
1.3 作品について
2 歴史
3 アニメ
3.1 主題歌(特番と再放送のみ)
3.2 登場人物
3.3 藤子不二雄?作品からのゲストキャラクター
3.4 放送リスト
3.4.1 1989年
3.4.2 1990年
3.4.3 1991年
3.4.4 1992年
3.5 ソフト化されているもの
4 ドラマ
4.1 キャスト
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4.1.1 ゲスト出演者
4.2 スタッフ
4.3 歌
5 パチンコ
6 ゲーム
7 その他
7.1 コマーシャルなど
7.2 喪黒福次郎の仕事
8 脚注・出典
9 関連項目
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[編集] 作品概要
[編集] 喪黒福造のセールス
喪黒は「魔の巣」というバーに出入りすることと、小田急線沿線に在住していること以外の私生活すべてが謎の男性で、客に対して「ココロのスキマ、お埋めします」と書かれた名刺を差し出し自己紹介し、一回だけという約束で束の間の夢を叶えてやる。セールスマンという名目上、常に敬語で喋り、口を開いてにやにや笑っているのが特徴[2]。顔とは関係ないが、足の裏に関しては第80話「小指のコヨリ」で見ることができる。喪黒は黒ずくめでありながら、靴下の色は実は白である。
なお、名刺に書かれている「ココロのスキマ」には当初「、」がついていたが後に「?」になった。アニメでは45話以降。ちなみに名刺はウォータープルーフである(「温泉奇行」)が、第7話「ナマケモノ」ではサウナの湿気のせいで湿って皺が寄っている。また、第49話「椅子男」でもわかるように、名刺は一般の印刷業者に発注して印刷してもらっているようである。SP作品「今仁見手郎の秘密復讐計画表」ではスチール製であり、これのおかげで喪黒は命拾いする。ドラマ版では名刺に原作の喪黒の顔が付いている。作者曰く、喪黒兄弟は人間ではない存在だという。
基本的に表情を変えることのない喪黒であるが、第59話「愛妻弁当」では主人公の妻が作った弁当を捨てようとしたところを喪黒が食べたところ、あまりの不味さに顔を青ざめながら苦しがり、第65話「はしご酒」では主人公に無理やり酒飲みを付きあわされ、目を回しながら倒れるという、いつもとは違った描写の喪黒が見られた。
[編集] オチとお客様
客のほとんどはその夢に欲望を惹起されて[3]、あるいは喪黒にもう一度夢を叶えてくれるよう懇願し[4]、「ドーン!!!!」[5]という呪文とともに奈落の底に突き落とされる。軽いものでは、単なる遅刻をしたり、家族に怒られたりする程度だが、重大なものになると、財産的・精神的な破産に陥ったり、進退窮まったり、動物や化け物にされたり、廃人にされたり、殺人などの犯罪を犯したり、身体欠損や死亡したりといった悲劇的な結末が待っている。一方でヤクザやボッタクリバーで襲い掛かった時やある人を助ける時やある人に代わって仕事したり、酔っ払いで酒癖が悪い人間の酔いを覚ます時にも「ドーン!!!!」が使われている。
また、喪黒と関わった人や場所が、他の話で再登場することもある。アニメ版の第2話「イージー・ドライバー」と第52話「安心カプセル」の2話には、全くの同一人物が登場し、喪黒によって2度も破滅してしまうという結末を迎えている[6]。SP「湯けむり哀歌」では、第1話「たのもしい顔」の主人公を始め、他の話の主人公たちが次々と登場している。
原作・アニメともに初期は喪黒によって[7]「ドーン!!!!」という呪文によって客は束の間の夢を励起され、その後は欲望のままに暴走して自滅に至るパターンが多かった[8]が、やがて客が喪黒との約束を破ったがために、ストーリーの最後で「ドーン!!!!」を浴び、破滅するパターンが圧倒的に多くなった。最後には、不幸のどん底に陥れられた客を見届けた喪黒の一言と、「ホーホッホッ…」という笑いのオチで締めくくられる。
極稀にだが、ハッピーエンド(と呼べるオチ)も存在するほか、「ドーン!!!!」の結果が客本人にとってさほど苦痛でなくむしろ喜ばしい結果だったこともある。
[編集] 作品について
初登場時は『黒イせぇるすまん』であったが、1980年代末にアニメ化にあたり『笑ゥせぇるすまん』に改題された。また、主人公の名も『黒イせぇるすまん』の当時は「もぐろふくぞう」の読みではなく、「もこくふくぞう」であったが、改題と共に変更されている。
藤子不二雄Aは「執筆中はどうやって客を陥れようかという考えにばかり陥ってしまい、自分自身が喪黒福造になっていくような気がした」と語っている。またトリビアの泉で本人が喪黒の容貌はタレントの大橋巨泉からヒントを得たと語っている。
関連作品として喪黒福造の弟が主人公の「喪黒福次郎の仕事」がある(後述「その他」参照)。
また、そのプロットを流用した作品でどおくまん原作の「摩訶不思議!通販大王」がある。
[編集] 歴史
1968年に小学館のビッグコミックの読みきり作品「黒イせぇるすまん」として登場。
1969年から1971年まで実業之日本社の漫画サンデーで「黒ィせぇるすまん」として連載。
名刺には「ココロのスキマお埋めします」ではなく「友愛事業団 外務主任」と書かれている。
1989年10月から1992年までTBS系の番組『ギミア・ぶれいく』でアニメ化。「笑ゥせぇるすまん」改題される。
1989年12月号のビッグコミック「笑ゥせぇるすまん」として読みきり作品を掲載。
1990年から1995年まで中央公論社の中央公論に「笑ゥせぇるすまん」として連載。
1996年から2000年まで漫画サンデーに「帰ッテキタせぇるすまん」として連載。
1999年にテレビ朝日系でドラマ化。
2001年よりコミック伝説マガジンおよび漫画サンデーに「踊ルせぇるすまん」を連載。
2003年にビッグコミック1001号記念作品として誕生秘話を明らかにした読みきり作品「わが名はモグロ・・・ 喪黒福造」を掲載。独特のふてぶてしい見た目は大橋巨泉がモデルであることが明らかにされた。